ダイエッター必見‼ただ痩せるだけじゃない。目的別にダイエット方法をご紹介
ダイエットについて
皆さんは「ダイエット」と聞くと、どの様なことをイメージしますか?
多くの人は「体重を落とす」、「痩せる」という行為を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし本来ダイエットとは「健康を維持すること」を意味しており、日本人の多くは間違った意味で使ってしまっているのです。
そして近年、様々な種類のダイエットが存在しており、意味や目的を考えず、やみくもに行って失敗するなんてこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、目的に合わせたダイエットの種類と方法について解説していきます。
※本記事は決してダイエットを推奨しているわけではありません。
目的に合わせたダイエット方法
まず、皆さんがダイエットを行う目的は何ですか?
「流行っているから」や「周りがやっているから」など、曖昧な理由でダイエットをしていませんか?
目的なく行うダイエットは『ただの制限』であり、皆さんにとって意味のない行為と言っても過言ではありません。
ダイエットを行う際は、自身の目的をしっかり考えた上で行う様にしましょう。
では早速、目的別のダイエット方法をご紹介していきます。
見た目を引き締めたいとき
見た目を引き締め、メリハリのある身体になりたい場合は『適度な運動と食事管理』を組み合わせて行う方法が適しています。
具体的には、下記を意識して日常生活に取り入れてください。
・ストレッチ
⇒大きい筋肉を伸ばす
・軽い筋力トレーニング
⇒腹筋や太ももの筋肉を鍛える
・ウォーキングまたはランニング
⇒30分程度を週に2~3回
・低脂質、高タンパク質な食事
⇒油を避けながら、肉や魚、卵などをしっかり食べることを意識
健康的な体型になりたいとき
健康的な体型、いわゆる「普通体型」になりたい場合は『生活習慣を整える』方法が適しています。
具体的には、下記を意識して日常生活を過ごす様にしてください。
・早寝早起き
⇒23時までに就寝し、睡眠時間は7~8時間とる
・入浴
⇒15分以上は湯舟に浸かる
・偏りのない食生活
⇒炭水化物やおかずの単品のみは禁止
・動くことを意識する
⇒階段を使う、あえて遠いトイレに行く
とにかく体重を減らしたいとき
とにかく体重を手っ取り早く減らしたい場合は『有酸素運動と食事制限』が適しています。
しかし、これは最もおすすめしたくないダイエットであり、実行しながら『健康を維持できる保証はない』と思ってください。
具体的には、下記の方法があります。
・ランニングや水泳
⇒30分以上継続して行う
・筋力トレーニング
⇒全身の筋肉を満遍なく行う
・糖質制限
⇒炭水化物の量を減らす
・脂質制限
⇒調理に油を使用せず、肉は胸やヒレを選ぶ
・食事量制限
⇒食べる量をできるだけ減らす
ダイエットの注意点
本来ダイエットは『健康を維持する目的』で行いますが、間違った方法で行うと、かえって『健康を害する危険』があります。
特に「過度な制限によるダイエット」は、頭痛や月経不順、倦怠感など様々な身体の不調につながります。更に、ホルモンバランスが乱れることで、気分が憂鬱になったり、怒りっぽくなったりすることもあります。
ダイエットは、『自身の身体と心の健康を把握しながら』行う様にしてください。
また、ダイエットの目的は様々ですが、できるだけ『少ない制限で長期的に行う』と良いです。
短期的に行うダイエットは、短い時間で体重を落とす為に、身体にあらゆる制限をします。その結果、身体は栄養不足による『飢餓状態』に陥ります。飢餓状態が続くと、生命を維持する為に、食事のエネルギーを身体に溜め込もうとします。その結果、太りやすい身体になり、ダイエットをやめたら簡単にリバウンドをしてしまいます。
皆さんの健康を維持する為にも、ダイエットは、できるだけ『少ない制限で長期的に行う』様にしましょう。
まとめ
さて今回は、目的別のダイエット方法と注意点についてご紹介しました。
ダイエットはあくまで『健康を維持することが目的』であり、標準体重で健康な人には不要な行為です。
最近では、10~20代の若い世代において、過度なダイエットが原因で、摂食障害や低体重に陥る方が増えています。健康を維持する目的で始めたダイエットが逆に、皆さんの健康に悪影響を及ぼすこともあるのです。
何度も言いますが、本記事ではダイエットを推奨しているわけではありません。
それでもダイエットが必要な場合は『そのリスクを知った上で、明確な目的をもって行う』様にしてくださいね。