実は凄い‼お酢の効果とは?お酢が大好きな管理栄養士が注意点と合わせて、その魅力を解説します

2024-01-08

お酢の凄い効果

皆さんは、お酢についてどの様なイメージをお持ちですか?

お酢は、糖質を含む食材を発酵させて作られる「発酵食品」の仲間です。

日本では、調味料として馴染みが深い食品です。実は、お酢には身体に嬉しい効果が沢山あります。

私自身、酸味のある食品が大好きで、お酢は毎日の食生活に欠かせません。

今回は、管理栄養士の資格を持つ私が愛してやまない「お酢の効果」について、注意点も交えて解説します。

内臓脂肪を減らす

お酢には『内臓脂肪を減らす効果』があると言われています。

特に、肥満体型の方が毎日継続して摂取することで、大きな効果が期待できます。

腹囲の脂肪が気になりだした方には、最適な食品と言えます。

私自身、生活習慣病予防の目的としても、お酢を積極的に摂取しています。

高血圧を予防する

お酢には『高めの血圧を下げる効果』があると言われています。

更に、お酢には塩分が殆ど含まれていないため、調味料としてお酢を使用することは、減塩にもつながります。

塩分を過剰に摂ることは、高血圧や動脈硬化の原因にもなります。

血圧が高めの方は、お酢を積極的に使用して減塩をしてみてはいかがでしょうか。

血糖値の上昇を緩やかにする

お酢には『食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果』があると言われています。

食後に血糖値が急激に上昇すると、「インスリン」というホルモンが過剰に分泌されます。

インスリンには『脂肪の分解を抑制する』作用があり、過剰に分泌されると身体に脂肪が付きやすくなります。

そのため、食後の血糖値の上昇を緩やかにすることで「太りにくい身体」になるのです。

疲労回復

毎日お酢を摂取している私が、最も効果を感じているのが『身体の疲労を回復させる効果』です。

お酢に含まれる「酢酸」や「クエン酸」には、疲労の原因となる「乳酸」の代謝をスムーズにする作用があります。

そのため、お酢を摂ると身体の疲労感が解消されます。

あくまで私個人の感覚ですが、お酢を摂るのを忘れた翌日は、疲労感が強く、寝起きも悪い気がしています。

お酢の摂り方

これらのお酢の効果を高めるには、毎日継続して摂ることが大切になります。

摂取の目安としては、1日に大さじ1杯(約15ml)です。

時間帯は、朝昼晩のいつでも構いませんので、毎日の食生活に取り入れてみましょう。

お酢を摂る時の注意点

嬉しい効果がたくさんあるお酢ですが、食生活に取り入れる際に気を付けたいポイントがあります。

お酢ドリンクの飲みすぎ

最近、お酢を手軽に摂れるドリンクがたくさん販売されています。

便利で美味しく、食生活にも取り入れやすいため、習慣的に飲んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし、お酢ドリンクには「人工甘味料」や「着色料」が多く含まれている場合があります。

これらは食品添加物であり、過剰に摂取すると健康を害する危険があると言われています。

また、甘いお酢ドリンクは「糖質」を多く含むため、毎日摂取することで、将来の肥満や生活習慣病のリスクを上げてしまいます。

胃腸の炎症を起こしやすい

お酢を一度に摂り過ぎると、胃腸に刺激を与えて炎症を引き起こす危険があります。

胃腸が弱い方は、少しずつ摂取量を増やしていくと良いでしょう。

私も胃炎を発症していた時期は、お酢の摂取をやめる様に、病院で指導を受けました。

まとめ

さて今回は、お酢の効果と注意点について解説してきました。

お酢は、美味しさだけでなく、健康にも嬉しい効果がたくさんあります。

継続的に摂ることで、将来の病気を予防することもできます。

私自身、お酢なしの食生活は考えられないくらい、実際に効果を強く感じています。

皆さんも、毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。