生活習慣病とは?予防の為に今からできる対策6選をご紹介

2024-01-08

生活習慣病とは

生活習慣病とは、不適切な生活習慣によってもたらされる病気の総称です。

メタボリックシンドロームという言葉は皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか。

その他にも、糖尿病や脂質異常症、高血圧、動脈硬化などの病気も生活習慣病に分類されます。

生活習慣病は一見、ありふれた症状にも思えますが、重症化すると命に関わるほど危険な病気です。

今からできる予防対策6選

生活習慣病は、40歳以上の方に起こりやすい病気ですが、若いうちから対策をすることで、未然に防ぐことができます。

今回は、今からでもできる予防対策を6つの習慣に分けてご紹介します。

もちろん40歳以上の方にも効果がある対策ですので、是非参考にしてみてください。

運動

生活習慣病予防において『運動習慣』は最も効果的な対策です。

激しい運動をする必要はありませんので、自分ができる内容で『継続して行うこと』が重要です。

運動内容でおすすめなのは『有酸素運動』です。それぞれの運動と目安時間は以下の通りです。

 ・歩行:60分

 ・ジョギング:45分

 ・水泳:45分

できるだけ毎日行うことが望ましいとされていますが、難しい場合は週に3日以上を目安に始めると良いでしょう。

食事

食事は、3食をバランスよく食べる様にします。ポイントは、できるだけ『脂質を減らし、糖質の過剰摂取に気を付けること』です。

調理方法は『ゆで、蒸し』のものを選択し、揚げ物や油を多く使用した料理は避ける様にしましょう。

糖質は、1食当たり50g程度(白米茶碗1杯)を目安にして食べると良いです。

更に気を付けられる方は、主菜には『肉より魚』を選び、野菜は『色の濃い食材』を選ぶ事をおすすめします。

塩分の摂取量も過剰にならない様に、味の濃い料理には注意が必要です。

喫煙

生活習慣病を予防するには『喫煙はしない』ことが望ましいです。

喫煙は、がんのリスクを高めるだけでなく、肥満や高血圧にもつながる危険な習慣です。

直ぐにやめるのが難しい方は、1日あたりの喫煙数を減らすことから始めましょう。

飲酒

過度な飲酒も生活習慣病のリスクを上げる一因です。

アルコール類には糖質やプリン体が多く含まれており、体内に蓄積すると、糖尿病や肝疾患に陥りやすいです。

飲酒を完全にやめる必要はありませんので、頻度やお酒の種類に気を付ける様にしましょう。

飲酒の頻度は、週3回までに抑える様にしてください。

お酒の種類は、ウイスキーや焼酎、ジンなど『糖質を含んでいない種類』を選ぶ様にします。ビールや酎ハイ、日本酒は、糖質を多く含んでおりますので、避ける様にしてください。

睡眠

睡眠不足は、肥満や高血圧、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を発症する危険性を高めるとされています。

また、睡眠時無呼吸症候群による『いびき』も高血圧や糖尿病の危険因子と言われています。

睡眠の質を上げて、十分な睡眠時間を確保することは、生活習慣病を予防する上で重要なポイントになります。

睡眠はできるだけ7時間以上0時までに就寝をする様にしてください。

熟睡できる様に睡眠環境を整えることを意識し、ハーブティーやアロマなどを利用してみるのも良いでしょう。

体重

体重は、体型の目安となる指標の1つであり、肥満を予防する為には、標準体重を維持することが大切です。

まずは以下の計算方法で、自身の標準体重を知りましょう。

 「標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22」

できるだけ毎日体重を計測し、体重の増減を意識して生活する様にしましょう。

まとめ

さて今回は、生活習慣病の予防対策を6つの習慣に分けてご紹介しました。

生活習慣病は、誰にでも起こりうる病気ですが、重症化すると死亡率を上げる危険な病気の1つです。

「今は健康だから大丈夫」、「病気になってから治療を始めれば良い」と軽く考えていると、知らないうちに悪化し、取り返しが付かないことになってしまいます。

本記事をきっかけに、まずは継続できそうなことから予防対策をしてみてくださいね。